Summaries for railfans

Summaries for railfans

国鉄継承の三セク鉄道28社、半数が開業以来赤字

参考記事:
http://www.asahi.com/business/update/0115/036.html

朝日新聞が全国の第三セクター鉄道へのアンケートを実施

現在営業中の全国の第三セクター鉄道は全国28社
・ 今までに3社が既に休止・廃止
 - 高千穂鉄道(宮崎県・2005年)
 - 北海道ちほく高原鉄道(2006年)
 - 神岡鉄道(岐阜県、富山県・2006年)
・ 13社が開業以来の経常損益
・ 2社は運用基金が0になった
・ 5社が2006年度〜2009年度中に基金が0になる見込み
・ 上記以外にも4社が基金が深刻な状況にある
・ 資金の目処がない三セクの地元では存廃の議論も

第三セクター鉄道の経営
・ 本来の経営像
 - 沿線自治体(県、沿線市町村など)や沿線企業等の出資
 - 発足当初、国から転換交付金(路線1キロあたり3000万円)を受けるなどして運用基金を設立し、運用益を赤字の穴埋めに活用する
・ 経営の現状
 - 急速な利用客の減少
  * 道路整備に伴うマイカー利用増加
  * 少子化による通学客の減少
 - 超低金利による基金の運用益の減少
 - 赤字経営による運用基金の取り崩し

経営安定化基金が枯渇した第三セクター鉄道の例
・ 明智鉄道(岐阜県)
 - 開業以来、常に経常赤字
 - 2005年度の経常赤字額は約5000万円
 - 開業当初に3億円余りあった基金が2003年度に枯渇した
・ 三木鉄道(兵庫県)
 - 2005年度の経常赤字額は約6300万円
 - 基金は最大で約1億2000万円あったが、1997年度に枯渇した
・ 2社は現在、沿線自治体からの補助金、金融機関からの借入金で凌いでいる

経営安定化基金が枯渇しつつある第三セクター鉄道の例
・ 真岡鉄道(茨城県・栃木県)
 - 2005年度末の基金残高が約5500万円
・ 北条鉄道(兵庫県)
 - 2005年度末の基金残高が約810万円
・ 2社とも2006年度中には残高が尽きる見込み
・ 2007年度以降、基金の枯渇が予想される鉄道
 - 三陸鉄道(岩手県・2007年度)
 - 天竜浜名湖鉄道(静岡県・2008年度)
 - 若桜鉄道(鳥取県・2009年度)

地元自治体で廃線などが議論、検討されている第三セクター鉄道
・ 樽見鉄道(岐阜県)
・ 三木鉄道
・ 若桜鉄道
 - 「基金の枯渇問題が存廃議論の契機となった」(同鉄道)
・ いすみ鉄道(千葉県)
 - 「存続、廃止など、今後のあり方について議論されている」(同鉄道)

――

PageTop

コメント


管理者にだけ表示を許可する
 

トラックバック

TB*URL
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

若桜鉄道と蒸気機関車(SL)その3・・・蒸気機関車「C12 167」誘致の背景にある厳しい現実

 さいたま市にあるJR東日本・大宮総合車両センター内の旧車両解体線跡の敷地に、東

音楽とのりものと・・・ 2007年10月31日(Wed) 09:53